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ウィズダムツリーとスマートベータ


スマートベータとは?

 

スマートベータのことを、単に「時価総額加重以外のあらゆる種類の指数」と定義する人もいます。実際、多くの種類のスマートベータが存在しますが、我々が最も注目されているスマートベータのアプローチであると考えているのは以下の通りです。

 

均等加重型インデックス
構成銘柄は多くの場合、S&P500のような確立されたインデックスから選択されますが、リバランス時に構成銘柄のウェートが等しくなるよう、すべての銘柄が均等に加重されています。

ファンダメンタル加重インデックス
構成銘柄は株式市場に対し幅広いエクスポージャーを提供するよう時価総額に基づいて選択されますが、企業は累積配当額や収益などのファンダメンタル要因によって加重されます。

ファクター・ベース・インデックス
構成銘柄は、ひとつまたはそれ以上のファンダメンタル・ファクターに基づいて選ばれ、一つまたはそれ以上のファンダメンタル・ファクターに基づいて加重されます。ファクター・ベースのインデックスは均等加重型に変更可能であり、株式はまず特定のファクターで階層分けされ、その後階層内で均等に加重されます。

低ボラティリティ・インデックス
構成銘柄は、株式市場全体に比べボラティリティが低いことを根拠に選択されるか、または、過去のボラティリティに基づき加重されます。


ウィズダムツリーのスマートベータへのアプローチ

 

スマートな(賢い)投資アプローチとスマートな販売戦略を見分けるのは難しい。スマートベータについて考える際、投資家は以下の点に注目すべきであると考えます。

1

ルールに基づくものであり、繰り返しが可能な手法であること。また、一つの資産クラスについて幅広くカバーし、その資産クラスを代表できるエクスポージャーを持っていること。

2

十分な投資キャパシティを可能とする代替的な加重方法であること。

3

確立したベンチマークとの高い相関性を持っていること。

4

トータルリターンとリスク調整後ベースにて、確かな実績を持っていること。

5

定期的なリバランスによって、相対的な価値が保たれていること。

ウィズダムツリーが最初の配当加重ETFシリーズの運用を開始してから10年以上(2008年の経済危機の期間を含む)が経過した1

配当加重株式市場:2006年~2016年

ルチアーノ・シラクサーノ(チーフ・インベストメント・ストラテジスト)、ジェレミー・シュワルツ(調査ディレクター)

1Refers to the global financial crisis of 2008 and 2009.

スマートベータの歴史

 

スマートベータについて、つい最近知ったという方が多いかもしれませんが、実はスマートベータというコンセプトは長らく存在しています。 実際、ウィズダムツリーは、このカテゴリーの初期のパイオニアであり、配当加重株式市場のコンセプトを発明しました。

2006

2006年に、代替的な加重方法を利用するETFの最初の銘柄群を上場させ、それらを「ファンダメンタル加重」と呼んだ。

株式市場を相対的価値の尺度に戻すメリットがあると考えたため、最初のETFの加重対象として配当を選んだ。

2007

2007年に、我々の商品ラインナップを拡大のため、同じ加重についての考え方を今度は利益について適用したETFを作り出した。

2014

今日、ウィズダムツリーは、世界中の主要な株式市場にてスマートベータのETFを提供している。
(※)配当金はその支払いを保証するものではない。将来的に企業による配当を支払う能力が限定的になる可能がある。また現在配当を支払っている企業が、今後配当金の支払いを止める可能がある。

スマートベータの利点


運用担当者と投資家は、常に良い投資方法を模索しています。スマートベータ指数の作成は非常に効率的な方法であり、ETFは投資を行う上での賢明な選択肢を提供しています。スマートベータETFの迅速な採用と急速な業界内の成長が実現できたのは以下のような利点があるからです。

ポートフォリオリターンの向上

配当収入の増加

ポートフォリオリスクの削減

株式リスクプレミアムへのより効率的なエクスポージャー1

1株式リスクプレミアムとは、個々の株式又は株式市場全体がリスクフリー・レートで提供する超過リターンをさします。この超過リターンは、投資家が株式市場の比較的高いリスクを負うことを補うものです。プレミアムの規模は、特定の株式又は株式全体のリスクが変化するにつれて変化します。高リスクの投資は、より高いプレミアムで補填されます。

過去のパフォーマンスは、将来のパフォーマンスを示すものではありません。

分散投資は投資損失を被るリスクを排除するものではありません。

配当は保証されておらず、将来の配当性向は限定される可能性があります。現在配当を支払っている会社は、いつでも配当金の支払いを停止する可能性があります。

スマートベータETFの未来

 

業界関係者の中には、スマートベータは一時的な流行であると心配する人もいるが、投資家の行動はこれに同意していないと思われる。以下によると:

1

2013年に時価総額加重指数以外の追跡している米国上場ETFは650億ドル、すなわち新規純資金流入の約3分の1を集めた。1

2

Market Strategies Internationalの一部門であるCogent Researchが実施した新しい調査によれば、制度決定者の半数以上(53%)が今後3年間でスマートベータETFの利用を増やすとしている。これは時価総額加重ETF(48%)を含む他のどのETFカテゴリよりも高い。2

3

モーニングスターによると、ETFは、2009年1月以降、投資信託(Mutual Funds)の倍の率で成長している。資産の成長率はそれぞれ100%と50%です。3
これらの調査結果は、スマートベータがETFの最大カテゴリーとなり、ETFの成長の主要な推進要因となり、おそらく10年足らずで運用中の株式投資信託の資産(現在8.4兆ドル)4と合致するのを助けると考えている。

スマートベータ研究に興味がありますか?私たちのブログをご覧ください。

1出所: "What You Need to Know about 'Strategic Beta,'" BlackRock, 1/15/14.
2出所: Marketwired, 12/11/13.
3出所: Donald Jay Korn, "ETF Asset Growth Rate Sprints Ahead of Mutual Funds," Investor's Business Daily, 10/25/13.
4出所: Investment Company Institute, as of 11/30/14.